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2024.04.30

出展者紹介:奥村 源基・奥村 弥生[glass studio 三日月](ガラス/夫婦・家族枠)

プロフィール

2020年より、岐阜県御嵩町にて吹きガラスの工房を営んでいます。「生活に心地よい”spice”を」をコンセプトに制作しています。

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

もともとは夫婦共に、打ち上げ花火の会社に勤めていました。一つひとつ手作りして打ち上げる花火の仕事にやりがいを感じていましたが、将来独立して、自分の表現をしたいと考えた時、個人で制作が可能な素材を探しはじめました。ガラスに出会った時、光を受けて輝くその儚げで繊細姿が、夜空に輝き消えていく花火に重なったのだと思います。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

弥生は、千葉県松戸市で生まれ幼少期を過ごしました。千葉は幼い頃に家族や友人と過ごした温かな記憶が残る街です。今は岐阜に移り制作活動をしていますが、「にわのわ」のイベントが決まり、懐かしい土地に帰ることを楽しみにしています。

—ご夫婦(ご家族)ではどんな役割分担がありますか?

特に役割分担ということはありません。夫婦で得意なことが異なるので、得意な方に任せたり、任されたり、一緒に進めています。

—ご夫婦(ご家族)でものづくりされていいところ、困るところを教えてください。

作る過程で生じる不安や悩みを理解してくれる存在が一番近くにいることが良い面だと思います。せっかくたまの休日に家族で出かけても、会話が仕事の話になってしまいリフレッシュができないのは困ることです。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

岐阜は、陶芸が盛んな土地柄、良質な原土が多くあります。ガラスに地元の土をまとわせて模様を出す”Toudo ”の器をお持ちします。