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2024.04.11

出展者紹介：桑山 明美［aei］（金属）

プロフィール

銀、真鍮などを加工して、装身具やオブジェを制作しています。日常の景色をつむぎ、詩を綴るように表現しています。

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

幼い頃からものづくりが大好きで、いつも何かをつくっていた記憶があります。勉強は好きではなかったので、デザイン科のある高校へ進み、恩師の出身校である美術大学へ。そこで、金工と出会いました。卒業と共に作家活動を開始。生活の中には常に「ものづくり」があります。
「想い立ったら即実行」なタイプ。作りたいものを作り、観たいものを求めて旅へ。日々の出会いに感謝しています。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

愛知県三河の緑豊かな地で制作しています。
田舎が好きです。私の生まれ育った町にも城跡の公園があり、毎日のようにそこで遊んでいました。「にわのわ」の会場では、子供達が元気に走り回る姿を目にし、幼い頃の記憶がよみがえります。子供達にも親御さんと一緒にクラフトを楽しんでいただけたら嬉しいです。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

近頃の制作は「すかし技法」に没頭しています。板材を糸鋸で切り取って形作り、自作の刻印やタガネで模様を施します。
金属は磨けばひかりますが、私の制作は、細かなテクスチャーを与えて、時の経年変化を後押しした風合いを大切にしています。
銀、真鍮などを加工して制作した装身具、小さな日常の道具、オブジェをお持ちします。