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2024.04.10

出展者紹介:工藤 真人[工藤真人工房](陶磁)

プロフィール

東京都出身
1980年早稲田大学中退、愛知県常滑で陶芸の修業
1984年スペイン、イラン、インドで工芸の研究
1987年茨城県阿字ヶ浦町にて築窯し作陶開始

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

両親の影響もあり、幼い頃から古陶に触れる機会が多かったため、またひとりで研究や考えて何かをするということが好きでした。轆轤にこだわったシンプルなテーブルウエアとしての機能、使い易さ、耐久性を重視しています。ボディがシンプルなので色釉、結晶性の釉を用いて質感に深みを感じさせることを追求しています。使う方のライフスタイルに彩りを、寄り添えるようなものを心がけて作陶しています。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

海が見える茨城県阿字ヶ浦町で作陶しています。千葉には隣接県ということで親しみを持っています。「にわのわ」は三回目の出展になりますが、佐倉で展示できるのを嬉しくもあり光栄にも思っています。ものづくりに熱い思いを抱いている仲間にまた会えるのでわくわくしてます。緑に囲まれた歴史ある佐倉城址公園で皆さまにお会いできること楽しみにしてます。本人は見た目強面でぶっきらぼうですがシャイなだけなのでお気軽にお声かけてください。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

色釉、結晶性の釉を用いて、質感に深みを感じさせることを追求しています。色目は落ち着いていますが、お料理映えがするプレートとボウル、心がホッとするような一輪挿しとマグカップを展示します。作品を展示する棚にも手作りにこだわっています。