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2024.04.07

出展者紹介:蠣崎 良治(金属)

プロフィール

千葉県香取市出身
2016年に千葉市に『鍛鉄工房ZEST』を立ち上げる。ロートアイアン(鍛鉄)のインテリア・エクステリアのオーダー制作をメインに活動。
2019年にわのわアートクラフトフェア初出展。
2023年イタリア stia biennale にオブジェ制作日本チームの一員として参加

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

10年ほど勤めた機械製造会社員時代、その時はDIYレベルの技術でしたが、鉄で作りたい形に表札を作りあげた際、今まで得たことのない衝撃的な感動があり「自由に鉄を造形する事を生涯の生業にしたい!」という思いが芽生えました。
そして『鍛鉄』という工芸的な鉄の美術鍛造技術を知り、アナログな手仕事で大胆に繊細に作られる鉄の力強く美しい造形に強く惹かれ、脱サラを決意。
埼玉県秩父に移住、鍛鉄工房PAGE ONE 西田光男氏に師事。鉄の修行へ。

ものづくりのこだわり、心がけ大切にしていることは
『第一に物として使いやすく良い物』
『大胆に繊細に、強く、あたたかく』

使われる方を想い使いやすく長く使え、現在の自分の技術には常に挑戦し
火と手仕事から引き出される鉄の素材の魅力をお伝えできる、ものづくりを心がけています。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

鉄で(ステンレス少し)なんでも作れます。
自分が生きているこの千葉で、出会い、ご縁のあった方々の暮らしを楽しく心豊かにできる鍛冶屋として存在したいと思っております。

にわのわは会社員時代に子守り役で妻に連れられ、特に興味もなく来た初めてのクラフトイベントでした。
しかしそこで初めて目にした作家さんたちが眩しく見え、自分が何者でも無く思え悔しく、?作り手としての生き方を決意するきっかけになり目標とする指針となった特別な場所です。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

主にフライパンなど『食』周りを中心とした、鉄、ステンレスの火造り鍛造品。
鉄で作る生き物のオブジェ。
鉄のある暮らしがワクワクしていただけるような、モデルルームのようなブースにしたいと考えております。